専門業者のアシナガバチの巣の撤去金額は?素人の自分が撤去する準備と方法、注意点は!?

全般

新居を建てて5年が経ち、ついに庭に「ハチの巣」ができてしまいました。
最近、「なんか庭にハチがいることが多いなー」とは思ってたのですが、子どもが「ハチがあの裏に入っていったよ」との言葉が。。。
その場所を見ていると、確かにハチが入っていきます。

ハチが苦手なわたしは自分に「たまたま」と言い聞かせて、遠くからホースを使って水を疑わしい場所に勢いよくかけてみました。
そうするとハチが1匹でてきました。そのハチに水を浴びせていると、2匹目の蜂が出現!!そして3匹目が!!!
もうハチの巣があるの確定です!!!
恐る恐る遠くから除いてみると「握りこぶし」程度の塊の影が!!!
最初は自分で倒そう(ハチの巣を撤去しよう)とは考えず、専門業者に依頼することを考えました!

専門業者の駆除金額について

まずはネットでハチの巣撤去の専門業者を調べてみました。
いろんな業者がヒットしましたが、その中でも実績もあり、金額的にも他と比較してもリーズナブルそうな、いいなと思った会社に問合せしてみました。
アシナガバチであれば「1,800円~」と書かれていたので、高くても5,000円まででお願い出来ればと思っていました。
電話して状況を伝えておおよその概算を聞いてみると、「見積もりは無料なので訪問させて欲しい。」とのこと。
業者の人が来て高額な金額を言われるのが嫌だったので、「今までの事例でいいのでまず金額感を教えてください。」とお願いしたところ、実際の作業者から折り返し連絡させますとのこと。
数分後、電話があり再度状況を説明したところ
・アシナガバチの巣撤去費/8,000円
・基本料金/3,000円
・出張費/6,000円
【合計】17,000円(税別)
とのこと。
「た、高い!!!!」
少し検討しますと電話を切り、自分でのハチの巣撤去を心に決めたのでした。

※電話した専門業者は県内全域を対応地域としていて、わたしの家は県の中心部からそれほど離れていない為、田舎だから「出張費」が高くなったというわけではありません。

アシナガバチの特徴は?

アシナガバチ

アシナガバチは、スズメバチ科に属する昆虫で、日本でもよく見かけるハチの一種です。スズメバチと比べると体が細長く、脚が長いのが特徴です。巣はむき出しの状態で作られることが多く、軒下や木などにぶら下がっているのを見かけます。

主な特徴
【体型】スズメバチよりも細長く、脚が長い
【 巣 】むき出しの状態で作られることが多い
【性格】一般的にスズメバチほど攻撃性はないが、巣に近づいたり振動を与えたりすると攻撃してくる

スズメバチ

アシナガバチとスズメバチの見分け方は?

アシナガバチとスズメバチは外見や巣の形が異なるため、ある程度見分けることができます。

特徴アシナガバチスズメバチ
体型細長く、脚が長い太く、がっしりしている
むき出しの状態で作られることが多い包み込むような形で作られることが多い
黒色に黄色や褐色の模様が多い黒色に黄色や橙色の模様が多い
巣の場所軒下、木など地中、木の洞など
攻撃性一般的にスズメバチほど攻撃性はない非常に攻撃性が高い
アシナガバチの巣
スズメバチの巣

今回はアシナガバチと判断できたので自分で巣の撤去を行ないましたが、スズメバチの場合やハチの種類が判断できない(不明)場合は、残念ですが諦めて専門業者にお願いしましょう。(アシナガバチの金額より更に高くなる感じでしたが。。。)

アシナガバチの巣を撤去する準備

アシナガバチは、巣を攻撃されると集団で襲いかかってくることがあります。刺されると痛みやかゆみ、腫れだけでなく、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。
以下の準備と方法、そして注意点をよく理解した上でおこなっていきましょう。

■準備するもの
【防護する服装】
蜂刺されから身を守るため、長袖・長ズボン、手袋、帽子、ゴーグル、マスクなどを着用します。
アマゾンなどで安価な防護服は5,000円程度で販売していますが、家にあるもので可能な範囲で防護すればいいと思います。
色は黒などの濃色のものは避け、白など明るいものを選んでください。(黒色はハチに攻撃しやすいので)
【殺虫剤】
ハチ用殺虫剤を用意します。
巣の大きさにもよりますが殺虫剤1本の噴射時間には限界がありますので、2本あると安心です。
【懐中電灯】
夜間に行う場合は、懐中電灯が必要です。ただハチは明るい方向に飛んできますので、夜中に行なう場合は巣の場所を特定して、殺虫剤噴射の際は懐中電灯で照らさないようにしましょう!
【ゴミ袋】
巣を回収するためのゴミ袋です。
【棒】
巣を落とすための棒です。
【粘着テープ】
巣が落ちた後の残ったハチの処理に役立ちます。

アシナガバチの巣を撤去方法

1,最適な時間帯を選ぶ
⇒ハチの活動が鈍い夜間に行うのがおすすめです。
早くても日が暮れた後のほうがハチが巣に戻っていて、まとめて駆除することができます。
わたしは夕方(8月中旬の17時半くらい)に行ったので、ハチの巣駆除後に2匹くらいハチが戻ってきて、庭の木にとまっていました。
もし駆除できなくても、巣がなくなると残ったハチはどこかに行ってしまい、もう戻ってきませんので安心してください。
2,安全な場所を選ぶ
⇒風向きや周囲の状況を確認し、安全な場所から作業を行います。
3,巣に近づく
⇒静かに巣に近づき、殺虫剤を巣全体に十分にかける
ここで「びびって」遠くから噴射すると殺傷まで至らず、ハチが飛び回ります。1~2mの距離で一気に殺虫剤をかけましょう!
時間も長めにかけておきましょう!
4,巣を落とす
⇒噴射後、しばらく様子を見てハチの活動が完全に止まっていることを確認後、棒を使って巣を落とします。
5.残ったハチの処理
⇒粘着テープなどで残ったハチを捕獲します。
6,巣の処分
⇒ゴミ袋に入れて、密閉して処分します。普通に可燃物の日のゴミでOKです。

今回駆除したハチの巣
今回駆除したハチ

巣の撤去時の注意点は?

・絶対に1人で作業しない
何かあった場合に助けを求められるよう、必ず誰かと一緒に行いましょう。
・巣の場所や大きさによって危険度が変わる
高所にある巣や大きな巣は特に危険です。
・アレルギー体質の人は特に注意
ハチ毒アレルギーを持っている人は、アナフィラキシーショックを起こす可能性が高いため、絶対に自分で行わないでください。
・巣に近づきすぎない
巣に近づきすぎると、ハチを刺激して攻撃される可能性があります。
・慌てない
落ち着いて作業を行い、少しでも危険を感じたらすぐに作業を中止しましょう。

おすすめの殺虫剤はこれ!!

今回はネットでもいろいろ調べて、「アース ハチアブマグナムジェット」を使用しました。
ハチの巣駆除に効果的な殺虫剤ですが、正しく使用することで、安全かつ効果的にハチの巣を駆除することができます。

【使用方法】
・ハチアブマグナムジェットをしっかりと握り、噴射口の方向を確認します
・距離は巣から1~3メートルの距離を保ちます。
・時間は巣の大きさに応じて、10~30秒間連続して噴射します。
・巣全体に薬剤がまんべんなくかかるように、上下左右に噴射します。

【注意点】
・絶対に室内では使用しない
可燃性のガスが含まれているため、火災の原因になる可能性があります。
・人に向けて噴射しない
人に向けて噴射すると、健康被害を引き起こす可能性があります。
・子供の手の届かないところに保管
子供が誤って口に入れたり、皮膚に付着させたりしないように注意が必要です。
・使用後は手をよく洗う
薬剤が皮膚に付着すると、かぶれることがあります。
・雨の日や風の強い日は使用を避ける
効果が薄れる可能性があります。

まとめ

アシナガバチとスズメバチは、外見や巣の形が異なるため、注意深く観察すれば見分けることができます。
しかし、どちらも毒を持っているので、むやみに近づいたり、巣を刺激したりすることは避けましょう。
自分で駆除する場合は、出来る限りの準備と配慮をしておこなってください。

★念押しですがスズメバチの場合はあきらめて専門業者に依頼しましょう!

※下の専門業者は「ハチ駆除」は8,800円(税込)~で「出張費」は無料みたいですよ。

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