こんにちは!40代おじさんの陽SAN(ヨウサン)です。
「パキラ」はインテリアとしても人気の高い観葉植物ですが、何も手入れせず、そのまま放置していると、成長が早くどんどん大きくなり、形が崩れてきます。
今回は、そんなパキラをもっとかっこよく、そして健康に育てるための剪定方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
パキラの剪定、なぜ必要なの?
「パキラ」を剪定する理由は、大きく3つあります。
1、樹形を整える
パキラは成長が早く、放っておくと枝が伸び放題になってしまい、形が崩れてしまいます。
剪定することで、美しい樹形を保つことができます。
2、風通しを良くする
枝葉が込み入っていると、風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。
剪定することで、風通しを良くし、病害虫を防ぐことができます。
3、成長を促す
不要な枝を切ることで、植物全体の成長を促すことができます。
幹を太くしたい場合も剪定は大事ですよ。
剪定の時期は?
剪定の最適な時期は、成長が活発な春から秋にかけてです。
冬は休眠期なので、剪定は避けるのが一般的ですが、室内の鉢植えのパキラは冬でも成長しますよね。
ということで気になれば冬でも剪定してみましょう。
剪定の方法とポイント
パキラの剪定方法の流れは次のようになります。
1、剪定する枝を選ぶ
剪定する枝は次のポイントで選びましょう。
* 長く伸びすぎている枝
* 内側に向かって伸びている枝
* 枯れた枝
* 病気にかかっている枝
* 交差している枝
2、剪定する位置を決める
次に剪定する位置を次のポイントで決めましょう。
* 幹から近い部分で切る
* 芽のすぐ上で切る
1⇒2の流れで剪定をしていきますが、一度にたくさんの枝を切りすぎないように注意しましょう。
また切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗ると、傷口の保護になります。
ということで今回は下の画像のパキラを剪定していきます。▼

下の青の四角で剪定します。▼

内側に向いている枝もカットして最終的に下のようになりました。▼

ひょろひょろと安定してなかった感じが無くなりましたね。
剪定後に気をつけることは?
剪定後は、次のことに注意してあげしょう。
- 日当たり
十分な光を当ててあげましょう。ただし剪定前以上に日光を当てすぎるのは止めましょう。 - 水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
ただし冬の場合はほどほどに。
パキラの剪定に関するよくある質問
パキラの剪定でよく聞かれる質問に回答していきますね。

【質問】
パキラの幹を切っても大丈夫ですか?

【回答】
幹を切っても、そこから新しい芽が出てきます。
ただし、切り口が大きすぎると、パキラに負担がかかってしまうので注意しましょう。

【質問】
幹が編み込まれたパキラを購入したのですが幹をほどいても大丈夫ですか?

【回答】
編み込みをほどくと、見た目が変わりますが、植物の成長には大きな影響はありません。

【質問】
剪定した後の枝は、捨てるしかないのでしょうか?

【回答】
切り取った枝は、水に挿しておくと発根しますよ。

根がでれば土に植え替えて、パキラを増やせます!!
まとめ

パキラの剪定は、少し勇気がいる作業かもしれませんが、コツさえ掴めば難しくありません。
剪定することで、パキラはより美しく、そして健康に育ちます。
ぜひ、今回の記事を参考に、あなたのパキラを剪定してみてくださいね。
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